2025年9月15日 朴正天、金予正の談話を掲載(別件:崔竜海が「現地で指導」と報道)
本日の「労働新聞」は、朝鮮中央通信が昨日配信した朴正天党中央軍事委副委員長及び金予正党副部長による米韓合同軍事演習を非難する談話(14日付け本ブログ参照)を掲載した。
なお、朝鮮中央通信は、それら談話を報じるに際し、いずれも、「(9月)13日に発表された」としており、「労働新聞」は、発表から2日後に掲載したことになる。
ただし、それら談話の「発表」が13日の遅い時刻であったとするなら(そうだからこそ朝鮮中央通信の配信が14日になったのであろう)、技術的な理由から「労働新聞」への掲載が15日になったとしても、さほど奇異なこととは言えないであろう。そういう意味で、同紙が金正恩の動向を掲載しなかったこと(13日付け本ブログ参照)とは、異なる次元の話とみるべきである。
奇異と言えば、昨日(14日)の「労働新聞」は、崔竜海最高人民会議常任委員会委員長が「載寧郡三支江(音訳)農場、銀波郡大青農場を現地で指導した」とする記事を掲載した。崔竜海委員長に関しては、6月8日付け同紙にも「「黄海南道の諸部門事業を現地で指導した」ことを報じる記事が掲載されたことがある(同日付け本ブログ参照)。また、その間、朴泰成総理の同様の動向に関しては、一貫して「現地で了解」と記述されている。
したがって、崔竜海の動向に関し、金正恩の動向に準じた(そして、その他の余人には用いられない)「現地で指導」との表現を用いるのは、偶然ではなく意図的なものと考えられる。ただ、その他の会合や行事に際しての序列では、崔竜海よりも朴泰成のほうが上位に位置づけられており、こうした報道ぶりの背景は、非常に複雑と考えられる。