10月6日 党創建75周年慶祝行事を開始
10月10日の党創建75周年記念日を前に、様々な関連行事の開始が報じられている。
まず、朝鮮労働党創建75周年慶祝国家美術展覧会「勝利と栄光の75年」の開幕式が5日、玉流展示館で開催された。
また、朝鮮労働党創建75周年慶祝中央産業美術展示会も同日開幕した。同美術展は、「人民愛の偉大な献身」を主題とし、金正恩が2012年4月から今年7月までの間に「指導して下さった980余点の代表的な図案と過去の展示会で優秀と評価された580余点の図案、模型などが展示」されているという。その対象は、建築物、街路から工場、乗り物など多岐に及んでいる。同展示会については、開催場所は記述されていないが、「11月上旬まで」続けられるという。
このほか、75周年慶祝行事に参加する各地代表が5日、平壌に到着したこと及び彼らの宿舎を党幹部らが訪問したことなども報じられている。
今週は、被災地では復旧住宅の仕上げ工事などが急がれる一方、平壌市内では既に祝賀気運の盛り上げが図られていると考えられる。
ただし、来週からは「80日戦闘」が開始されるとみられ、人々が息を抜く暇は余りなさそうである。