2021年6月23日 「朝中両党首脳の歴史的会同記念共同座談会、中国で開催」
標記記事は、6月21日、中国共産党中央委対外連絡部の主催により、金正恩の訪中3周年、習近平の訪朝2周年を記念した共同座談会が開催されたことを報じるものである。
座談会には、中国側から同部の宋濤部長らが、北朝鮮側から李龍男駐中大使らが参加し、李大使は、「朝中親善関係を貴重なものとみなし、その威力で社会主義偉業を活力をもって前進させようというのは、我が党と人民の一貫した立場」であることなどを強調、また、宋部長は、「両国最高領導者が収められた共同認識を実践に移し、両国人民により大きな幸福を準備し、地域の平和と安定、発展と繁栄に積極的に貢献する」との意向を示したとされる。
同座談会の開催が、同じく21日に行われた両党機関紙による相手国大使の寄稿文の相互掲載や駐朝中国大使館での記念写真展示会などと軌を一にするものであることはいうまでもないであろう。