2025年1月20日 金予正がベラルーシ大統領発言を牽制する「立場を発表」
朝鮮中央通信は、本日、金予正党副部長が「朝鮮ベラルーシ最高位級関係問題に関連する立場を発表」したとして、その内容を報じた。その骨子は、次のとおりである。
- 「17日、タス通信の報道によると、ベラルーシ大統領は朝鮮民主主義人民共和国をはじめとするアジア諸国がミンスクに協力問題討議のための最高位級対面を行うことを提案したと言及したという」
- 「我々が協力問題討議のためにミンスクに最高位級対面を提案したというベラルーシ大統領の発言(が報じられたが)・・そのようなことはない」
- 「このような事実いかんと率直さは、二国間関係からの出発点でなくてはならない・・ベラルーシ側がこのような立場から発して我々との友好的かつ協力的な関係発展を志向するなら、拒む理由がなく、喜んで歓迎する」
同「立場」は、そこで指摘している17日付けタス通信記事が把握できていないので、正確なことは言えないが、おそらくベラルーシ大統領が北朝鮮側から最高位級会談の提案があった旨を語ったと報じられたことを受け、そうした事実を否定し、北朝鮮との最高級会談を希望しているのはベラルーシ側であることを強調したものであろう。
ベラルーシは、いうまでもなく、親ロシアとの立場で北朝鮮との共通項があり、昨年7月の北朝鮮外相の訪問などにより関係緊密化の方向が示されてきたところだが、こうした「立場」発表は、相手が誰であれ、首領(金正恩)の権威に関する事項については、いささかの無礼も容認しないとの北朝鮮の国是(10大原則)に基づくものといえよう。