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主に朝鮮労働党機関紙『労働新聞』を通じて北朝鮮の現状分析を試みています

2024年7月25日 ロシア連邦最高検察所代表団、ベラルーシ外相の訪朝日程を報道(26日加筆版)

 

 最近訪朝した標記代表団及び外相一行に関する主な報道内容は、次のとおりである。

ア ロシア連邦最高検察所代表団(団長・イゴーリ・クラスノフ所長)

  • 7月22日
    • 平壌到着:尹光遠(音訳)中央検察所副所長ら出迎え
    • 中央検察所所長(金哲源・音訳)とロシア連邦最高検察所所長間の会談実施:「新たな転換的局面を迎えた朝ロ関係にふさわしく両国検察機関の間の協調を強化するための問題が討議された」、「共和国中央検察所とロシア連邦最高検察所の間の協調に関する合意書、共和国中央検察所とロシア連邦最高検察所の間の2024-2026年強調計画書に調印」
    • 康潤石最高人民会議常任委副委員長が接見
    • 中央裁判所所長崔根英(音訳)と面談
    • 中央検察所歓迎宴を開催
  • 7月23日:出国

イ ベラルーシのマクシム・V・リジェンコフ外相

  • 7月23日
    • 平壌到着:金正規副相(音訳)ら出迎え
    • 崔善姫外相が歓迎宴開催:崔善姫歓迎辞「共通の理想と目的を志向するベラルーシ共和国との関係を全面的に拡大、強化することによって、二国間関係発展の新たな年代記を開こうとするのは朝鮮民主主義人民共和国政府の確固たる立場であると強調」
  • 7月24日
    • 崔善姫外相との会談実施(金正規副相同席):両国の「伝統的な親善協調関係をより一層強化発展させていくための問題(複数)と相互関心事となる地域及び国際情勢に対する深度ある意見交換がなされた」
    • 尹正浩対外経済相との談話及び「両国間の協調実現のための実務幹部の部門別面談も実施」

 このうちロシア最高検察所長の訪朝は、今後の両国間における人的交流の拡大(とりわけ北朝鮮からの労働者派遣)を視野に入れたものであろう。

 また、ベラルーシ外相の訪朝に関しては、崔善姫外相との会談で双方10人前後が同席していることや対外経済相のみならず「実務幹部」との面談まで実施していることなどを勘案すると、ベラルーシ側が北朝鮮との交流関係を象徴的なものではなく、相当、実際的に推進しようとの意欲をもっていることがうかがえる。韓国聯合通信の解説記事によると、ウクライナからは主に食糧を、北朝鮮からは化粧品などを輸出するとの動きがある由であるが、北朝鮮が提供するのが、それだけにとどまるのかが注目される。

以下加筆

 7月26日付け「労働新聞」は、金徳訓総理が7月25日、「儀礼訪問してきた」ベラルーシ外相と会い、同席に「(北朝鮮)外務省、農業委員会、教育省、保健省幹部とベラルーシ外相一行が参加」、談話は「親善的な雰囲気の中で実施された」ことを報じる朝鮮中央通信の記事を掲載した。

 同報道から、ベラルーシ側一行には、外務省のみならず農業、教育、保健関連分野の関係者が含まれていることがうかがわれる。