１０月１３日 閲兵式参加部隊・指揮官・装備（詳細版）
標記に関しては、昨日の本ブログで「労働新聞」の記載をもとに概要を紹介したが、それに、「朝鮮中央放送」の録画番組のナレーション及び画像等に基づき得られた情報を加味して、拙い聞き取り能力の限りで解明してみた（判然としない部分は？で表記）。一部に不分明な点もあるが、大半の部隊・装備は網羅出来ていると思うので、参考に供したい。ただし、パレードには参加しても、報道されなかった部隊・装備の存在可能性も否定できないので、その点は留意願いたい。
名誉騎兵中隊（朴某少将）
徒歩部隊
党中央委員会護衛処縦隊：한순철上将（２０・５・２３上将昇進）
国務委員会警衛局縦隊： 김철규上将（2018当時「護衛司令部副司令官」
護衛局縦隊： 김용호中将
護衛司令部縦隊： 곽창식上将（２０１９・１２から現職）
第1軍団縦隊：박수일上将（2018当時、第1副総参謀長兼作戦総局長）
第2軍団縦隊：최두용上将（２０・５・２３上将昇進）
第4軍団縦隊：박광주上将（２０・１０・５上将昇進）
第5軍団縦隊：리태섭上将（前「第7軍団長・中将」）
海軍縦隊：김명식海軍大将（2017～現職。１９・４大将昇進）
空軍縦隊：김광혁空軍大将
戦略軍縦隊：김정길上将（２０・５・２３上将昇進）
特殊作戦軍
地上狙撃兵縦隊：司令官・金某上将
海上狙撃兵縦隊：金某大佐（青色迷彩服）
空中狙撃兵縦隊：尹某大佐
軽歩兵縦隊：金某大佐
名砲手高射砲兵縦隊：玄？某中将（女性部隊）
首都防御軍団縦隊：崔？某中将
第３軍団縦隊：李某上将
第７軍団縦隊：崔？某中将
第８軍団縦隊：韓？某中将
第５軍団縦隊：ソン？某中将（第５軍団２回出てくるが,そのまま記述）
第１０軍団縦隊：李某中将（女性兵士多い）
第１２軍団縦隊：李某中将（白衣・白マント着用）
山岳歩兵縦隊：？少将（ひも状迷彩服着用）
タンク装甲師団縦隊（李某大佐）
近衛ソウル柳京洙第105タンク師団縦隊（コム？某中将）
機械化歩兵師団縦隊（第４２５機械化歩兵師団縦隊：金某中将）
第１０８？機械化歩兵師団縦隊：李某中将（全員擲弾筒装備）
第８１５機械化歩兵師団縦隊：？中将
第８００？機械化歩兵師団縦隊：金某中将
専門兵縦隊
偵察兵縦隊：林某大将
電子かく乱？縦隊：呉？少将
工兵縦隊：？大佐（後半部分はオレンジ色背嚢着用）
化学兵縦隊：ヨン大佐（ガスマスク着用）
社会安全（軍）武装機動部隊縦隊（金某安全軍中将）黒色戦闘服着用
金正日軍政大学縦隊（「最高級軍事指揮官養成の中心基地」と説明）：学長金某上将（制服３種類、陸・海・空統合学校か）
金日成軍事総合大学縦隊：韓某上将
金日成政治大学縦隊：金某中将
金正恩国防総合大学縦隊：カン某少将（「国防科学技術人材を輩出」と説明）
海軍大学縦隊：金某海軍少将
航空軍大学縦隊：シン？某空軍中将
保衛学校？縦隊：チョ？某大佐
姜健総合軍官学校縦隊：？中将（上衣白・ズボン青の制服）
砲兵総合軍官学校縦隊：？少将
高射砲兵学校縦隊：？少将（全員女性）
タンク自動車兵？学校縦隊：柳？某少将
経理大学？縦隊：？少将
社会安全大学縦隊：？安全軍大佐
革命学院縦隊（万景台革命学院：上佐、康盤石革命学院：少将、南浦革命学院：大佐）
労農赤衛軍縦隊
赤い青年近衛隊縦隊
航空機部隊（先頭は護衛飛行中隊）
機械化縦隊（以下、太字部分の記述は、慶南大学・金東葉教授の「北韓朝鮮労働党創建７５周年閲兵式評価」によるもの）
装甲車縦隊
ミサイル（８発）積載装甲車（装輪３軸）：対戦車用
装甲車（ミサイル積載型、対戦車砲積載型）ともに装輪４軸
主力タンク縦隊：김주삼中将（２０・５・２３中将昇進、６・７党中央委候補委員）：新型
砲兵部隊
自走砲（装軌）：１５２mm、新型
多連装ロケット砲：２２発（１２２ｍｍ）・装輪４軸、１２発（２４０ｍｍ）・装輪４軸）の２種
超大型放射砲縦隊：４発・装輪４軸、６発・装軌、５発・装輪４軸の３種。いずれも４００ｍｍ
ロケット縦隊
ミサイル積載車両（８発・装軌）
北極星４ㅅ・装輪６軸（前列２両短め、後列２両長め）
（ㅅ＝”s”の音素を表すハングル文字）
レーダ積載車両（装輪５軸）後部に対空ミサイル積載？
対空？ミサイル積載車両（４発・装輪５軸）
極太ミサイル積載車両（１発・装軌）：北極星２型
ミサイル積載車両（２発・装輪４軸）屋根部分展開？：通称「北朝鮮型イスカンダル」
ミサイル積載車両（２発箱型収納、装軌）：通称「北朝鮮型ATACMS」
ミサイル積載車両（１発・頭部黄色塗装、装輪６軸）：「火星１２型」
大陸間弾道ロケット赤旗第1中隊縦隊（2017・11・29宇宙に轟かす）：장창하上将
大陸間弾道ロケット積載車両（１発・頭部白色塗装、装輪９軸）：「火星１５型」
核戦略武力：김정식上将（２０・１０・５上将昇進）
大陸間弾道ロケット積載車両（１発・頭部黒色塗装、装輪１１軸）：今次初登場
