2021年3月3日 2月の各部門生産実績報道(続報)
昨日の本ブログで予測したとおり、昨日に続いて本日も「労働新聞」に標記に関する記事が掲載された。
それによると、電力工業部門が「2月計画を完遂した」のをはじめ、採掘工業部門で「2月に遂行すべき重要現物指標別計画を完遂した」という。また、鉄道運輸部門でも、「2月輸送計画を遂行した」とされる。
一方、セメント生産に関しては、祥原セメント連合企業所が「2月のセメント生産計画を完遂」したとしつつも、他の企業所については、努力を紹介するにとどまっている。
また、軽工業部門に関しては、全体としては「生産闘争を力強く展開した」との表現にとどまっており、「履物工業部門のほとんどすべての単位において・・与えられた計画を遂行した」としているほかは、個別の企業所を例にあげつつ「諸単位においても・・2月計画を完遂した」として、部門全体としては計画が達成できていないことをうかがわせている。
ちなみに、「完遂」と「遂行」の表現の違いが何を意味するのか(あるいは特段の違いはないのか)、確たることは言えないのだが、前者のほうが幾分勝っている印象がある。「完遂」は目標の100%以上、「遂行」は95%以上とかの使い分けがあるのではないだろうか。