■

２０２１年１０月２８日　三池淵市整備第３段階工事が完了？（加筆版）

　本日の「労働新聞」は、「革命の聖地三池淵の地で再度繰り広げられた新築住宅入居慶事」と題する記事を掲載し、「三池淵市整備第３段階工事に奮い立った２１６師団のすべての指揮官と突撃隊員は、・・・託された住宅建設をすべて結束する誇らしい成果を収めた」とした上で、２０日から２７日にかけて市内の１０地区で新築住宅入居集会が実施されたことを報じた。これら集会には、党中央委金正城（音訳）副部長、両江道党責任秘書李泰日らが参加したという。

　加筆：同記事は、新築された住宅戸数について「千数百世帯（用）の住宅」としている。見落としていたので追加しておく。

　三池淵市整備は、かねて国家的なプロジェクトとして推進されてきたもので、２０１９年末に市中心部を整備する第２段階工事が完了後、第３段階工事として周辺部分の整備が進められてきた。

　今回の住宅建設完了は、その大きな節目となるものといえるが、第３段階工事すべての完了を意味するのかは定かでない。仮にそうであるなら、中央からの集会出席者が党の副部長クラスにとどまっているのは意外といわざるをえない。もう少し盛大に祝賀してもいいような気がする。あるいは、経済施設とか公共施設などの更なる整備を行った上で、全体的な完了を祝賀するのかもしれない。