rodongshinmunwatchingのブログ

主に朝鮮労働党機関紙『労働新聞』を通じて北朝鮮の現状分析を試みています

2024年2月20日 ロシアとの各種往来を報道

 

 本日の「労働新聞」は、標記に関する様々な記事を掲載している。

 最も注目されるのは、金正恩プーチンが「ロシア産専用乗用車」を贈り物として送ってきたことを報じる記事で、2月18日、朴正天秘書と金予正副部長がロシア側からこれを受け取り、金予正が金正恩の謝意を伝達したという。昨年9月の訪ロの折、金正恩プーチンと会談した際、プーチンが自分の専用車を金正恩に紹介し、乗車させるシーンがあったように記憶している。おそらくは、その際、プーチン金正恩にお気に入りなら同型車をプレゼントしますと約束したのではないだろうか。残念ながら同記事に写真は添付されていないが、いずれ、金正恩の出現報道の際にでも、この「専用乗用車」が登場するのを期待したい。

 次に人事往来に関しては、2月19日、ロシアを訪問していた党代表団(団長:金秀吉平壌市党責任秘書・政治局候補員)が帰国(平壌に到着)したことを伝える記事及び同日、国際会議団表団(団長:朱勇日情報産業相)がモスクワで開催のユーラシア情報技術演壇に出席のため、朝ロ水産共同委員会代表団(団長:孫成国水産省副相)が水産業分野での協調に関する朝ロ共同委員会第31回会議参加のため、体育省代表団(団長:呉光革体育省副相)が朝ロ体育交流議案書調印式に参加のため、それぞれロシアに向け出国(平壌を出発)したことを報じる記事を掲載している。

 このうち党代表団については、ロシア政党「統一ロシア」の招請により、2月12日に平壌を出発、13日、ウラジオストクにおいて沿海州政府代表団と会談後、モスクワで「統一ロシア」主催の「現代新植民地主義行為反対闘争支持者の演壇『民族の自由のため』第1回会議」(15~17日)に参加、ロシア要人に加え同会議に参加した各国代表団とも会談するなどしたことがこれまでに報じられている。

 こうした一連の動向は、金正恩の訪ロの結果が様々な形で結実していることの表れともいえよう。