rodongshinmunwatchingのブログ

主に朝鮮労働党機関紙『労働新聞』を通じて北朝鮮の現状分析を試みています

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

5月7日 社説「人民経済先行部門において生産的高揚を起こしていこう」 標記社説は、冒頭、「順川リン肥料工場が化学工業部門の見本として立派に築かれ、正面突破戦の初の勝戦砲声」となったことを掲げた上で、それを契機に、4年前に開催された7党大会で…

5月6日 論説「我が革命の前進を力強く推動した歴史的な党第7次大会」 標記論説は、2016年5月6日から標記大会が開催されて以来、今日で4年目を迎えたことに際し、「(同)大会が提示した路線を堅持し前進してきた過程」を回顧し、その成果を称賛す…

5月5日 政論「初の勝戦砲声」 標記政論は、1日に金正恩出席の下、竣工式が行われた順川リン肥料工場の完工について、「正面突破戦」の初の勝利の砲声と位置づけ、その建設の意義、建設過程で発揮された関係者の偉勲などを称賛するもの。 例によって長文で…

5月5日 論説「我々式に生き闘争するところに社会主義勝利がある」 標記論説は、まず題名を敷衍するかのごとく、「我々式に生き発展するここに、国と民族の自主的尊厳があり、強盛繁栄がある」「我々式に生きていくということは、自分の精神を持ち思考し、…

5月4日 もう一つの「4月15日の謎」 金正恩の動静が20日ぶりに報じられ、「騒動」は一応収束したが、その発端となったのは、彼の「4月15日の錦繍山太陽宮殿参拝」が伝えられなかったためであった。 実は、4月15日には、もう一つ、同じような(起…

5月3日 論説「思想事業は、親人民的、親現実的でなければならない」 標記論説は、冒頭、思想事業の重要性を力説する。その中には、「国産化、再資源化の秘訣も大衆の精神力発動にあり、科学技術力の増大も、旧態と硬直からの脱皮も強い思想戦によって担保…

5月1日 「白頭山精神で主体革命偉業を最後まで完成する鉄石の信念と意志」(5月2日記) 標記記事は、白頭山革命戦跡地踏査行軍に関するまとめ記事である。それによると、昨年12月から今年4月末までの間に、「1,000余団体、5万6、000余名の…

5月2日 金正恩が順川リン肥料工場竣工式に出席、テープカット(5月3日訂正補筆) しばらく姿を見せず動静に注目が集まっていた金正恩の標記動向(5月1日)が報じられた。 同竣工式の出席者としては金正恩のほか、朴奉柱前総理、金才竜総理、党副委員長…

5月1日 社説「すべての勤労者達よ、英雄的闘争歴史と伝統を輝かせ正面突破戦の進撃路を力強く切り開いていこう」 標記社説は、メーデー(北朝鮮では「労働節」)を記念したもので、前半で北朝鮮の勤労者の特性をいくつか挙げて称賛し、後半では、その課題…