rodongshinmunwatchingのブログ

主に朝鮮労働党機関紙『労働新聞』を通じて北朝鮮の現状分析を試みています

12月26日 「労働階級と職業総同盟イルクンたちの白頭山地区革命戦跡地踏査行軍隊出発集会開催」

 

 本日、標記集会が25日に三池渕市金正恩銅像前広場において開催されたとの報道があった。

 昨日の本ブログ記事で、23日に青年学生の踏査行軍が終了との記事を紹介し、次はどんな人たちがいくのだろうか、そろそろ軍人では、などと勝手な推測を書いていたところ、踵を接して次が開始されたところまでは合っていたが、参加者は、ご覧のとおり、軍人ではなく、職業総同盟関係者であった。

 同踏査行軍への参加者の所属組織は、最初が党(宣伝部門)、次が青年同盟、そして職業総同盟ときているわけで、一般的な社会(大衆)団体の序列に従うと、この次は、女性同盟ということになるが、果たしてどうなるのか。

 いずれにせよ、厳冬の中、青年学生はともかく、中年以上の参加者にとってはご苦労なことである。北朝鮮でも最近は、ユニクロヒートテックのような素材の衣料はあるのだろうか。上衣もダウンというわけにはいかないであろうし、同情に耐えない。