rodongshinmunwatchingのブログ

主に朝鮮労働党機関紙『労働新聞』を通じて北朝鮮の現状分析を試みています

8月22日 社説「洪水被害復旧に必要な設備と資材を適時に送ってやろう」

 

 1日に2件の社説掲載は異例である。それだけ喫緊の課題が多いということの反映であろう。

 標記社説は、「洪水被害を一日も早く癒やし、人民に安定した生活を保障しよう」との共通題目の下に掲げられたもので、ほかに「火線宣伝、火線扇動により大衆を鼓舞推動 黄海北道党委員会において」など関連記事6件が掲載されている。

 一方、コロナ対策に関しても、社説・論説はないものの、各地での取り組み状況などを紹介する記事・写真あわせて5件か掲載されている。

 両者を柱とするこのような紙面構成は(件数に若干の変動はあるが)、このところ一貫したものとなっている。もちろん、それに加えて、日々、様々なテーマが取り上げられ、それに関する各地の模範的取り組み事例などが紹介されていることはいうまでもない。