8月31日 金与正が「防疫司令官」?
本日付けの韓国有力紙「朝鮮日報」電子版に次のような記事が掲載されている。
「北朝鮮内部の事情に詳しい消息筋は30日「北朝鮮は海上および国境の封鎖など、コロナウイルスが流入し得るあらゆるルートについて物理的に完全遮断措置を実施している」として「金与正がコロナ防疫司令官を務め、指揮を取っている」「金委員長が防疫システムを『最大非常体制』に格上げして金与正が防疫事業を総括することになり、極めて強硬な対応を続けている」と伝えた。」
同報道の趣旨は、「防疫司令官」という表現はともかくとして、28日付け本ブログで提起した、金与正がコロナ防疫活動、台風対策などを統括する役割を担っているのではないかとの仮説(遡ると、8月6日付けで「コロナ対策に金与正が何らかの形で関与している可能性」を指摘)などと一部符合するものである。
ただ、正直言うと、この「朝鮮日報」の「北朝鮮内部情報に詳しい消息筋」の伝える情報には、これまでの実績などから個人的には余り信をおいていないので、同報道をもって、この仮説が証明されたとは考えていない。
引き続き関係の動向・情報を注視していきたい。