rodongshinmunwatchingのブログ

主に朝鮮労働党機関紙『労働新聞』を通じて北朝鮮の現状分析を試みています

2021年1月19日 新内閣メンバー紹介

 

 17日に開催された最高人民会議第14期第4回会議において新たに選出された内閣メンバー(副総理6人、それ以下の「相」クラスが20人)の顔触れが昨日の「労働新聞」に掲載されているので、掲載の順に氏名(音訳)・役職を紹介する。

内閣副総理兼国家経済委員会委員長 朴正根(党政治局候補委員)

内閣副総理            全現哲(同上、党経済政策室長兼任)

内閣副総理            金成竜

内閣副総理            李成学

内閣副総理            朴 勲

内閣副総理兼農業相        朱哲規

 

内閣事務長            金今哲

電力工業相            金唯一

化学工業相            馬種善

鉄道相              張春成

採取工業相            金哲守

資源開発相            金忠成

逓信相              朱勇一

建設建材工業相          徐種進

軽工業相             張京一

財政相              高正範

労働相              陣今松

対外経済相            尹正浩

都市経営相            任京才

商業相              朴革哲

国家建設監督相          李革権

金日成総合大学総長兼

教育委員会高等教育相       李国哲

保健相              崔京哲

文化相              丞正規

中央銀行総裁           蔡成学

中央統計局局長          李哲山

 

内閣メンバーではないが、同じ会議で選出。

中央検察所所長          禹相哲

 

 顔写真からは、一見して若い人が多い印象がある。50歳代もしかしたら40歳代の人も相当含まれているのではないだろうか。

 ちなみに、金正恩が内閣メンバーと撮影した記念写真が本日報じられているが、そこに写っているのは、金正恩を除き、金徳訓総理以下28人(前列に着席が6人、後列に起立が22人)である。副総理のうち1人だけが前列に座れなかったことになるがそれは誰なのか。また、前掲メンバーのほか同記念撮影に加わった人物が1人いることになるが、それは誰なのだろうか。写真を拡大して顔をチェックすれば分かると思うがそこまでやる気がしない、報道で解明されるのを待ちたい。