■

２０２２年４月４日　評論「党中央の革命思想を満装薬するとき、できないことはない」

　標記評論は、本日の「労働新聞」トップに、「革命の要求、時代の呼びかけが千万の心臓を無限に激動させている　万景台区域にて」との見出しで掲載された「偉大な金正恩同志の革命思想で徹底して武装しよう」とのスローガンが大書された看板の写真と共に掲載され、当該スローガンの意義を論じたものである。

　同評論は、「党中央の革命思想」と「金正恩同志の革命思想」という言葉を全く同義・代替可能なものとして使用しており、「党中央の思想でしっかりと武装し、それを徹底して具現し革命の新たな勝利を必ずや成し遂げる千万人民の揺るぎない意志」の重要性を繰り返し強調している。

　そして、「党中央の革命思想を自らの骨と肉として、確固不動の信念として堅持」することを訴えるとともに、「党中央の思想は、不断の学習と実践過程を通じてのみ完全に体得され、強固化される」として、その学習、実践に向けた日常的取り組みを訴えている。

　「金正恩同志の革命思想」の表現については、本ブログで既に何回か指摘してきたが、その表現を文中でさりげなく使用するのと、こうして紙面トップで焦点を当てて強調するのとでは、政治的意義は自ずと異なるといえる。その表現の使用が、更なる新段階に入ったといえるのではないだろうか。