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２０２３年６月３日　田植えの完了を報道

　本日の「労働新聞」は、第１面に非常に高揚した精神力と堅忍不抜の闘争によりもたらされた成果　全国的に基本面積の田植え結束」と題する記事を掲載し、「今年の穀物生産目標を無条件に占領するための全人民的闘争気勢が高潮する中で、全国的に基本面積の田植えが終わった」と報じた。

　同記事は、「（農業委員会幹部が）災害性異常気象を既定事実化し、今年のすべての営農工程遂行を過去の時期よりも前倒ししていることに即して田植え適期を正しく定め、基本面積の田植えを最適時期に速やかに終えるための事業を強力に推進した」として、今年の田植えが例年よりも前倒しして進められたことを明らかにしている。

　ちなみに、北朝鮮の田植えは、昨年は、６月１０日に終えた由であり（本日付けSPNソウル平壌ニュース）、２０２１年にも、６月１０日に結束と報じている（６月１３日付け「労働新聞」）。

　なお、「基本面積」の意味が分からないが、各農場単位で、稲作を行うことが正式に予定されている耕地面積を指し、例えば、個人に任せされている田畑などは、それには含まれないということではないかと推測している。御存じの方がいらっしゃれば、ご教示願いたい。

　いずれにせよ、今年の最重点である農業は、とりあえず順調にスタートできたということであろう。